Teennage Blue 上巻 (ティーンエイジ ブルー)

 奴らの笑い声がいつまでも聞こえてた。

 あたしはチャリに乗ると家に帰った。

「あら早かったね。

 いつも早く帰って来なさいよ。

 夕飯の買い物行くから留守番頼むわよ。

 おばあちゃんいるけど、寝てるみたいだから。

 じゃ、お願いっ。

 あたしはリビングでTVを見る。

 父さんは留守だし。

 1人でTV・・・。

 なんかつまんない・・・。

 TVもおもしろくないし・・・。

 自分の部屋に行った。

 なんとなく目に止まったCDを手に取り、それを聞いてみた。

 それは友夜が、あたしにくれた最後のメッセージ・・・。

 あたしのせいで友夜が死んだ・・・。

 1人ぼっちになったあたしに何度も繰り返し思い出させるその言葉・・・。

 みんな、みんな、そう思ってるんだ・・・。

 そうだよね。

 あたしのせいなんだよね・・・。

 あたしがフラフラしたから 友夜は死んじゃったんだ・・・。

 あたしなんかいなくなっちゃえばいいのかなあ・・・。

 本当にあたしが死んじゃって、友夜んとこに会いに行って謝ったらいいのかもしれないよね・・・。

 あたしのせいやもん・・・。

 どうしたらいいのかわかんないよ・・・。、

 友夜、教えてよ・・・。

 次の日の朝、なんとなく学校に行きたくない気分で一杯になってたんだ。

 でも、夕月が迎えに来てくれるっていうし・・・。

 会いたいじゃん?

 今のあたしには夕月しかいないんだ・・・。

 あたしには夕月しかいないもん・・・。

 携帯が鳴った。

 夕月だ。

 食欲もないあたしは、鞄を持って立ち上がる。

 靴を履いて玄関を開けた。

 家から少し離れた場所で夕月が待ってた。

 あたしは夕月に駆け寄るとギュッて腕にしがみついた。

「おはよう。

 青?

 どーしたの?」

 少し照れた夕月があたしを見る。

「別に何でもないよっ?」

「ごめんね。

 昨日・・・。

 父さんとちょっとケンカしちゃってさ 。

 僕、来月にはアパートで暮らすから。

 青、会いに来てよね?」

「うんっ・・・。」

 あたし達が手を繋いで歩いてるのを皆が見てた。