Teennage Blue 上巻 (ティーンエイジ ブルー)

 あたしはベッドに座ったまんま、真里菜の話を黙って聞いていた。

 そして、

「夕月はとっても純粋で真っ直ぐで誠実な男の子だよ。

 一緒にいると凄く楽なんだ。

 なんか癒されるの・・・。

 不思議やけど、気分が落ち着いて楽になるんだ・・・。」

「そっか。

 ならいいじゃん?

 青がそうなら、それでいんだよ。

 その子に甘えな・・・。」

「はーいっ!

 チャーハン出来たよ~~っ!

 青、いつまでパジャマ着たままでいるつもり?

 テーブル出して~~っ!」

母さんが作ったチャーハンが部屋中に匂ってる。

「めっちゃ、美味しそうじゃんっ!

 いっただきま~~っす!」

「真里菜ったらお腹減ってたあ?」

「バリ減りまくり~~てかめちゃうまだよ?

 青も食べなよ~~っ!」

「うん。」

 あたしと真里菜はお母さんのチャーハンを黙々と平らげた。

「青・・・、あたしからは何も言う事はないよ。

 あんたが好きな相手と幸せになるのが一番なんやからさ。

 たださ、良い風に思わない奴ってのがいるからさ。

 気を付けてよ?

 何かあったら、あたしに言いなよ?

 友達じゃん?

 それと、もう友夜の事は関係ないんやからね。

 友夜は、きっとあんたが笑ってたり幸せにしてるのを願ってると思うよ。

 だから、あんたはもう過去にしばられちゃダメ。

 今のあんたでいいんやからねっ?

 なんか、あんたんちに昼ごはん食べに来たみたいになっちゃったね~~?」

 真里菜は食べ終わった皿を重ねると、

「おばさ~~んっ!

 めちゃ美味しかったよ~~。

 ごちそうさまあ~~っ!」

 て、下に持って降りてった。

「青~~、あたし帰るね~~っ!

「じゃ、おばさん、また来ますーっ!」

「真里菜ちゃん、お菓子持ってって・・・。」

「ありがとうございます~~。」

 下で母親と真里菜の会話が響き渡ってた。

 あたしはパジャマを脱ぐと、洋服に着替えて部屋の窓を開けた。

「はあ~~ っ!」

 深呼吸して、太陽を見る。

「いい天気っ!」

 なんかどっか行きたくなっちゃうよね・・・。

 夕月と会うのは夕方からやから、それまで1人でどっか行こっかなあ・・・。