純情、恋情、にぶんのいち!



「おまえ、想像以上にバカなんだな」


――きみはなかなか、想像以上のお馬鹿さんなんですね。


きのうまで知らなかったヨウ先生の声に重なって、もうひとりの先生の声もいっしょに聞こえた気がした。


たしかに、わたしは自分で想像するよりもずっと、ずっと、バカなのかもしれない。

あんなに怖い思いをしたのに、先生のことをもっと知りたい、と思ってしまうなんて、でも、ミーハーもここまでくると、いっそすがすがしい。