純情、恋情、にぶんのいち!



でも、わたしがあなたをとても好きなことだけは、片時も忘れていてほしくない。

いつも、あまり自分のことを好きではなさそうにする先生を、わたしがそれ以上に好きでいるから、それだけは、どうか知っていてほしい。


「先生、好きです。すごくね、大好きですよ。
 ふたりとも、大好きですよ」


胸に顔を埋めながら、祈るようにくり返した。

先生は、強くも、弱くもなく、ただひたすらに優しく、あやすみたいに、わたしの背中をぽんぽんと叩き続けた。


先生の入れてくれるインスタントコーヒーは甘くて苦い味がする。

チョコのベイクドチーズケーキを半分こしたら、お腹がいっぱいになって、ロクに夜ごはんが入らなくなって、その夜はお母さんに叱られてしまった。