誠の紅桜に止まる蝶

すると土方さんにくるりと向きを変えられて向き合う形になってしまう。

「お前がかわいいから意地悪したくなるんだよ。」

「もう・・・土方さんってツンデレですね。」

「つんでれってなんだよ。」

土方さんが苦笑いでこちらを見てくる。

「秘密です!」

「お前なあ・・・」

私は土方さんに抱きつく。

「のわっ!」

いきなりの行動に土方さんが変な声を出す。

「どうしたんだよ。」

「なんでもないですよ?」

私は平然と答えた。

だけど不安だった。
私は、いつかこの人と離れてしまうんだろうか?