たまに、悠子さんも助け船を出してくれた。 そして定時になり、居づらい私は、早急に会社を出た。 悠子さんも、 「早く帰っていいよ」 と言ってくれたから、すんなりと帰れた。 この時まだ、玲は帰って来ていなかった。 急いで社内を出て、階段を降り、ビルの入口まで行くと、そこには玲と蓮杖さんがいた。 誰か待っているのか、2人共話さずただ立っていた。 挨拶、した方がいいよね。 「あ、湖陵さん!」