その後も、相変わらず滑っていた。 ただ、さっきみたいなことがあると嫌なため、 今度ははぐれないようにお互いの位置を確認しながら滑っていた。 「ねぇ絢子、お腹すかない? 喉も渇いたし」 そう結花に言われて時計を見ると、お昼もだいぶん過ぎていた。 夢中に滑っていたから、時間も気にしていなかった。 「そうだね。 なんか食べよう」 それからハウスへ行って、休憩した。 軽食を頼み、温かい飲み物で体を暖めた。