この状況で、どうしたらいいのか分からない。 千晃が浮気の話しはしてないと言っても、不安はある。 千晃みたいにどこかで見られていたとも考えられる。 そんなことを考えると、怖くて水樹の方へ振り向けない。 また、全身が震えてきた。 そんな時、後ろからふわっとした温もりに包まれた。 それは、ずっと待っていた水樹の温もりだった。 「水樹……?」 不安に思いながらも、名前を呼んだ。