あたしは、首を傾げながら聞く。 「何が?」 「浜辺で、彼氏じゃない男とキスしていたこと」 そんなあたしに、千晃はあっさり、きっぱり言った。 その言葉を聞いたあたしは、驚きと同時に青ざめた。 何で、知っているのか。 教えていないし、見られることがないと思っていた。 それよりも、バレてはいけない所にバレた気がした。 本来は、バレる前に相談すれば良かったけど、言えなかった。 結局は、最悪の形で知られることとなってしまった。