それから何事もなく、1週間が過ぎた。 仕事が忙しくて、恋とかを考えている余裕がなかった。 うちはコンサルタント。 電気関係の仕事の申請する側。 忙しいのは今、新しい案件が一気に入って来たからだった。 その為、残業は当たり前の日々。 それと、仕事関係者の出入りも激しかった。 そのたび、手を止め、挨拶をしてお茶を出す。 そして、帰る時には全員で見送る。 忙しい時に限って、客人が来た。