ところが駐車場は既にほぼ満車に近い状態だった。あまり苦労せず停められたが、あと10分遅かったらどうなっていたか。駐車スペースを探してうろうろするのは、俺は大嫌いだから助かった。ま、好きなやつはいないと思うが。
車から降り、ダウンを引っ掛けてると、
「大きいなあ」
と、有希は建物を見上げながら感嘆の声を漏らした。確かにデカイ。高さはどうって事ないが、長さが半端なかった。100メートルぐらいか、いやもっとか。
こんな中を隅から隅まで歩いたら、くたびれちまうな。そう思ったが口には出さなかった。有希から年寄りくさいと思われたくないから。
「行くか?」
「うん、行こう行こう」
ニコニコしながら飛び跳ねるように歩き出した有希は、本当に可愛かった。
車から降り、ダウンを引っ掛けてると、
「大きいなあ」
と、有希は建物を見上げながら感嘆の声を漏らした。確かにデカイ。高さはどうって事ないが、長さが半端なかった。100メートルぐらいか、いやもっとか。
こんな中を隅から隅まで歩いたら、くたびれちまうな。そう思ったが口には出さなかった。有希から年寄りくさいと思われたくないから。
「行くか?」
「うん、行こう行こう」
ニコニコしながら飛び跳ねるように歩き出した有希は、本当に可愛かった。



