『そんな欲しがりな彼女なんて、別れて正解だわ。翔くん、格好いいし優しいのに文句つけるなんて。あたしならそんなことしないのに』 『……俺、口説かれてます?』 かあっと頬を染めるあまりにも初々しい姿に笑いが止まらなかった。 いつも通りのFridayNight。 そこに拓夢が現れた。 ───カラ…ン 『あ、拓夢さん!!』