「で、ピヨちゃん」

「何?」

「翔ちゃんのこと好き?」


ゴッ…

何の音?
私が机に頭突きをした音


「あ、ごめん。単刀直入すぎた…」


純さんはデリケートな部分をピンポイントで突いてくるね…


「それ…答えなきゃ駄目?」

「…答えなくていいや。その顔見れば分かるから」


その顔ってゆうのは、一瞬で赤く染まった私の顔のことですか?

そーですよね…
もろバレですよね…


「まだ…言わないで」


こーゆうことは、自分で言わなきゃいけないんだもん


「言わないよ」


ニコッと笑いながら純さんは言ってくれた