新撰組はこの功績を称えられその名は有名になった



しかし長州贔屓の京の人々には煙ったがれることになってしまう



「ひどいっ!新撰組は命をかけて京の町を守ったのに…」



「そういうもんだよ…」



「でもっ!」



ぽんっ


「あんたがわかっててくれればいい」


怒る楠葉の頭を斎藤が優しく撫でる


赤くなる楠葉はそのままうつむいてしまう



あれから数日楠葉は斎藤の顔が見られなかった


あ、あたし…
よくよく考えたら斎藤さんと、キ、キスしちゃったんだよね…



そう考えると恥ずかしくてとても斎藤さんの顔なんて見れなかった