夢を見た。 あの隔離された様な堅く、重い世界で たった二人の幼い子。 やたらと広い部屋で 私の隣で笑うアイツ。 私の何気無い話をちゃんと聞いてくれて 心って名前を呼んで、頭を撫でてくれた。 頭に乗っかった手は暖かくて私はそれにひどく安心する。 2人で食べる食事は美味しくて ついつい私まで笑顔になる。 …だけど本当のアイツは 私の前で笑わないし 私の話を聞く事なんてなかった。 名前を呼んでさえもくれなくて… あぁ、これは私の願望なんだ。