「はぁ」 教室の前をスタスタ、通り過ぎて、ふと目を向けた先―… 「おっ」 「…」 「佐伯じゃねーか」 ガシリ、肩を組んだそいつ。 なんで、いるの… 「お前朝から葬式みたいな面してんなよなぁ」 「はぁ…?」 葬式だと? 誰が葬式みたいな面だよ。 例えそんな面してたとしても、それは朝からアンタに出会ったからだよ。 ギロリ睨みつければ「おーおー威勢がいいなー」手を肩からパッと離して、へらへらと笑うそいつ。 すっげぇ、面倒くさいそいつ。 担任。 宮地。