華〜ハナ〜Ⅲ【完結】






部屋にいる幼い俺には聞こえていないかもしれないが、見ている俺には聞こえた。



そうか。売られるのか…。










そしてその日は父親だけと食事を共にし、眠った。



俺の生活が一変した日だった。