いろんな線が眠るユカリさんから伸びていて、ピッピッと規則的に小さな機械音がする。
ペールブルーの病院のパジャマからのぞくユカリさんの手はいつもに増して青白い。
「意識は戻って、今は寝てる」
小声で呟く白川。
「白川?家族とか……連絡してあんの?」
ユカリさんを見下ろしたままの白川が首をふる。
「……連絡は、うちのお父さんと……あたしにしてって前から病院側に言ってあるんだって」
「……」
ああ、お父さんの親戚だからか。
「お父さんはもうすぐ来るって」
そう言うと彼女は深く眠るゆかりさんの左腕のパジャマの袖を静かにゆっくり丁寧にめくっていく。
「なに……してんの?白川?」
ひどく細くて白い腕があらわになっていく。
やがて……
「え?」
赤いバラに埋もれるように“ANNA”のタトゥーが顔をだした。
(…な、に?なんで?)
ペールブルーの病院のパジャマからのぞくユカリさんの手はいつもに増して青白い。
「意識は戻って、今は寝てる」
小声で呟く白川。
「白川?家族とか……連絡してあんの?」
ユカリさんを見下ろしたままの白川が首をふる。
「……連絡は、うちのお父さんと……あたしにしてって前から病院側に言ってあるんだって」
「……」
ああ、お父さんの親戚だからか。
「お父さんはもうすぐ来るって」
そう言うと彼女は深く眠るゆかりさんの左腕のパジャマの袖を静かにゆっくり丁寧にめくっていく。
「なに……してんの?白川?」
ひどく細くて白い腕があらわになっていく。
やがて……
「え?」
赤いバラに埋もれるように“ANNA”のタトゥーが顔をだした。
(…な、に?なんで?)



