「ん・・・・。」
そんなとき、隣の女の人が目を覚ましたようだ。
なんか、大丈夫かな?
まず、入学式はじまるっていうのに寝てるなんて・・・。
「あの、大丈夫?」
新入生ってことは、同い年だし
タメでいいよね。
「え?」
少し間があって「はい。」と答えてくれた。
うつむいたまま頭を抑えている。
顔は、髪に隠れてよく見えない。
「今朝、飛行機で来て・・・・」
本州の人か・・・。
「それで、朝早くて
昨日も、準備で夜遅かったから
寝てないんです。」
「そうなんだ。お疲れさま。」
第一印象は大事と
にこやかに笑いかける。
「ふふっ・・・・」
その、笑い方・・・・
「ありがとう・・・・。」
「・・・・・っ!!!」
彼女は、顔をあげて俺に笑いかけた。


