winter kiss〜王子様の熱い口づけ〜



「雪くん・・・・・」


離れた唇。

雪くんの名前を呼ぶ。



間近にある雪くんの顔が赤く染まっている。



「真央・・・・。」


ぼーっとして、なにも考えられない。


甘い麻痺が体を覆う。




「雪くんが、もっとほしい。」


わたしの言葉に

固まる雪くん。



「もっと、雪くんのそばに行きたい。」


雪くんは、瞬きもせずわたしを見つめている。



真剣な顔。

今までで一番男の人の顔だ・・・。



「真央、意味わかってる?」


緊張した声色で問いかけた。




わかってるよ。


強く頷いて

「離れている間も、雪くんを忘れたくないから。」

そう言って自分から唇を重ねた。