「雪くん、ごめんなさい・・・。」
「・・・え?」
雪くんは困惑の声を発する。
「わたし、わたし・・・・」
言わないと。
わたしの口から、ちゃんと雪くんに言わないと。
「わたし・・・・」
言わないと。
辛くても、苦しくても。
言わないと。
「わたし、2日の明朝に
家に帰らないといけないの・・・っ」
「・・・・っ!!」
雪くんの息を呑む声が聞こえた。
頭上のすぐで。
「ごめんなさい・・・
雪くんと、ずっと一緒にいられない。
雪くんとの約束、守れないよ・・・・!」
ぎゅっと雪くんにしがみつくと
雪くんもぎゅっと抱きしめてくれた。
でも、その腕は小刻みに震えている。
・・・・雪くんっ


