winter kiss〜王子様の熱い口づけ〜


大晦日で、わたしも雪くんも
お休みをもらって

今は、二人でわたしの部屋にいる。



「真央・・・?」


今日、何度も

雪くんはわたしの様子を気にするように首をかしげた。


そのたびに

泣きそうになるのをこらえて笑顔をつくる。


「なに?」

「・・・いや。なんでも。」


雪くん、ごめんなさい・・・。

ごめんなさい。


わたしのこと『好き』って言ってくれたのに

ずっとそばにいるって約束したのに


わたし、それ守れないよ・・・・。



「雪くん・・・・。」

「え?ま、真央・・・!?」


めずらしく、わたしから雪くんに抱きついたから

雪くんの声が少し裏返った。



「どうした?」


でも、すぐに落ち着いて

わたしの髪をなでてくれる。


雪くんの手、好き。



ずっと、こうして頭をなでてもらっていたい。

ずっと。