キスが終わると
頭がぼーっとして
なにも考えられなかった。
ほんのり赤い顔をした雪くんが
間近でわたしを見つめている。
それを、わたしもじっと見つめ返す。
顔が熱い。
きっとわたしの顔も赤いんだろう。
「・・・・できた。」
雪くんは、ポーッとしたままつぶやいた。
「普通じゃないキス、できた。」
「うん。」
「真央は、こんなキス、他の奴とした?」
「ううん。これがはじめて。」
そう告げると、雪くんはすごくうれしそうに笑った。
「一緒。」
そう言ってぎゅっとわたしを抱きしめてくれる。
細身に見えて実はしっかりしている雪くんの体は
やっぱり男の人。
それに、きっと元彼よりも筋肉がついている。
やっぱり、この北海道の地で
小さいころから滑りまわっていたからかな?
硬くて、大きくて
男の人なんだ・・・・。


