winter kiss〜王子様の熱い口づけ〜



今日は30日。

あれから、雪くんとわたしは一応、恋人同士。

って言っても、毎日仕事が忙しくて

二人の時間なんて全然ない。


でも、一つ屋根のしたに住んでいるわたしたちは

仕事がすべて終わってから、毎日どちらかの部屋でほんのちょっとだけでも
一緒にいる時間を作っていた。



「真央・・・・。」

今日は、雪くんの部屋で過ごしている。


寝転んでいた雪くんは甘えるように

座って本を読んでいたわたしの腰に絡み付いてきた。



「どうしたの?」


雪くんは、スキンシップがものすごく激しい。

元彼が全然そういうのがなかった人だっただけに

わたしはなれない。


そして、あたりまえだけど

引き剥がすこともできない。


どうやらわたしは

こうやってくっつかれることが好きみたいだから。



「なんでもない。

真央が好き。」


そして、ことあるごとにわたしに『好き』と言う。


わたしの心臓は鳴り止むことを知らない。

このまえなんか

仕事中に、わたしを後ろから捕まえて『好き』と言ってうなじにキスして去っていった。


『見られてたらどうするつもりなの?!』

ってあとで怒ったら『見られてもいいじゃん』って平然と返された。