「ずっと、そばにいればいいよ。」
雪くんの声がいつもより低く、そして甘く響く。
「俺が、真央を幸せにする。
俺が真央を笑わせる。
真央のためなら、なんだってできる。」
雪くんが切なそうに
でも、自信を持って言う。
そして、わたしの髪をくしゃっとなでた。
「俺は、真央が好きだ。
雪の中ではじめて真央を見つけたあの日から。
真央を本気で綺麗だと思った瞬間から、ずっと真央が好きだった。
ずっと忘れられなかったよ。
だから、また会えたときは本当に運命だと思った。
それから、真央を知るたびにどんどん好きになった。
本当に、好き。真央が好き。真央が大好き。」
雪くんの腕に力がこもる。
うれしくて、わたしもしがみついた。
「でも、わたし・・・
まだ彼のことを忘れてないんだよ?」
「そんなのいい。
真央が、今、俺と一緒にいたいって思ってくれるなら
俺はそれだけで十分幸せだ。」
雪くん、こんなに大きかったんだ。
へたれへたれって言われてる雪くんが
なんだかすごく頼もしく、男らしく見える。
ずっと、一緒にいたい。
「俺がずっとそばにいる。
そんな男のことなんて、俺が忘れさせてあげるよ。」


