winter kiss〜王子様の熱い口づけ〜


「っていうか、どうやって知り合ったの!?」

「えっと、それは・・・」

「あ、わかった!!ゲレンデでしょー!

ゲレンデの雪のすべりに惚れたんだね~。

ここにも被害者が・・・っ!」


わたしの話、全然聞いてない?

これが、噂のマシンガントーク・・・?


「被害者?」

「そう!

あたしたちの間では、
雪のすべりに惚れちゃった女の子たちをそう呼んでるの。

あいつ、外見とすべりだけは完璧だから~
あと、あたしたちが『雪』って呼んでるの女の子たちが聞いたみたいで

"snow prince"なんて呼ばれてるんだよ?

笑っちゃうよね~
ウェアを脱いだら、ただのへたれなのに。」


あははっと笑っている彼女たち。


完全に雪くんを馬鹿にしている・・・。



「でも、ホントにすべってる雪くんはかっこいいと思うよ?」

「うわ!やっぱり被害者だ!!」

「可哀想に・・・。」


なぜか頭をなでられて

「早く、目を覚ましなさい。」

なんて哀れみの目を向けられた。