そんなこんなの毎日が続き、あたしは失恋した。
海來…じゃなくて、羽海と晴斗が付き合い始めた。
こうなることは分かってたし、付き合うことになったら素直に祝福するつもりでいた。
だから、泣かなかった。
「ひゅ~、お幸せにっ」
なんて強がった。
大好きな2人が笑ってくれたから、それで良かった。
でもさ、
あたしだって晴斗が好きだったんだよ?
この気持ちは、失恋したからって急に無くなるわけじゃなくて。
報われない虚しさ。
心から2人を祝福できない自己嫌悪。
「あ~あ…」
放課後の教室で1人、ため息を吐いた。



