僕達は碧の世界で





「っ…いた……痛いっ…」




頭を抱え、お墓の前にしゃがみ込む。




そして流れ込む、もうひとつの記憶。









キキィ-…






あの太陽に負けないくらい、眩しかったヘッドライト。




ぐわん、と揺れた視界。



ぼやけた世界で、ひたすら名前を呼ばれていたのは“海來”で。





あたしの事は誰も呼んでくれなかった。