ザザ……ン 頭を抑えながら、辺りを見回す。 平日の朝のうえ、秋だから人はいない。 「…え?」 お墓…? 近くにある墓地。 何故か引きつけられるように、フラフラしながら歩く。 墓地からは、碧い海も空も、綺麗に見える。 そして、ある墓石の前で足を止めた。