晴斗の腕の中はあったかくて、優しくて、安心して。
だけど同時に酷く切ないの……。
もう、会えないかもしれない。
おばさんの言葉が胸を締め付ける。
ダメなんだよ、あたし…。
晴斗がいなきゃダメなんだよ……。
「ごめんなさい……遅くなって、ごめんなさい…っ」
「いいよ、そんなの」
好き、好き、好き。
こんなにも好きなのに。
これ以上を望んだら、きっと晴斗を困らせてしまうね。
おばさんは、本気だから。
晴斗に迷惑なんか、かけたくないから。
だけど今だけは…
背中に回されたこの腕に、
甘えてもいいかな……。



