僕達は碧の世界で




「海來!あんなイケメンの知り合いがいるなんて聞いてない!誰なの~!?」



はしゃぐ怜夏。
どこがいいんだろう?


「幼なじみ…らしい」


「あっ…ゴメン」



あたしの記憶に触れたことを謝ってくる。



「別に気にしてないから」



あたしの記憶のことを知ってるのは怜夏だけ。