ひとり考えていると、不意に隣にドサッと座った人影。 「見たかったのにな。海來の水着」 ふざけながら笑う晴斗。 「変態」 「冗談だっつの。いや…まぁ、ホントだけど」 「どっちよ?」 何も考えていなさそうな晴斗に、悩んでた事なんかどうでもよくなってしまいそう。 笑いかけた表情が、次の言葉で作り笑いに変わった。 「海來、海めっちゃ好きだったじゃん」 「あ、そう…だったね」 海なんか、行ったことすらないよ。 水着すら着たことないんだから。