いつだって、キミが。








まさか、キスとか!?


心の準備が出来てないよお…


「真姫とこうして居られるなんて夢かと思うくらい嬉しい」


ニコニコと笑顔の集。
あたしも頬が緩む。


一瞬でもキスされるって考えちゃったよ…


ただ暫くこうしていたいんだね。


「ずっと真姫だけを見てきたんだ。これだけ嬉しいことなんてない。…それと泣かせてごめんな」


「わかるの!?」


「まだ少しだけ赤いし、真姫の泣いた顔もそのあとの顔も見慣れてるんだからわかるよ」


すごいね集。


「あたし、集がいないのに泣いちゃった…。約束破っちゃったね」