「ずっとって…、いつからなの?」 「幼稚園の頃…かな。」 「そんなに前から!?」 幼稚園って… 「ずっと一緒に育ってきたし、特別な感情をもつのは自然とだった」 あたしも集には特別な感情を持っていた。 「でも…、それはあたしといつも一緒にいるからでしょ?」 「それは違う。真姫だから好きになったんだ」 ストレートな言葉に思わず顔が赤くなる。 「…そういう顔が見たいんだ」 「こんな赤い顔を?」