いつだって、キミが。








「痛っ!」


同時に軽く頭を叩かれた。


「そんな理由だけであんなに真姫に対して過保護なわけないでしょ!」


…そんなものなのかな。


「わかるでしょ?男避けよ、男避け。」


「真姫を狙ってる男を近づかせないようにしてたのよ」


ますますお父さんっぽい…。


「でもあたしを狙ってる男子なんて…」


「いるわよ、何人か」


全然気づかなかったんですけど。
もしかしたらあたしは最初から集しかみてなかったのかも…。


「それにしてもなぜその情報を?」