「…重い。」 まだまだ背が成長し続ける集は重い 思いっきり体重をかけてくるから尚更。 「よいしょっと」 集を端に追いやって、隣に寝転んだ。 集の横顔を見て、ゆるい力で頬をつねってみる。 …今はあたりまえのように隣に居るけど、隣に居られない日は来るのかな。 あたしに彼氏ができたり? …それはまだないか。 ということは、集にも彼女ができるんだよね… 「ずっとは一緒にいられないよ…、集。」