「だから、ここにするのはまたのお楽しみにとっておこうか」 あたしの唇をゆっくりなぞり、そう言った集。 それに逆らえず、コクコクと頷いた。 「じゃあ3人で誕生日パーティーしようか」 「そうだね」 集の妙な色気で少し怒ってた気持ちを鎮められてしまった。 食べてやる!と思いながら立ちあがり部屋を一緒に出ようとした…その時 集が耳元で囁いた。 「…さっきの続きは、ふたりっきりのときにね。」 ◇end◇