「……眠い」



朝、駅に向かっている私。
思わずボソッと呟く。


今週、放課後はダブルの忙しさで、金曜日の今日、疲れはピークに達していた。




委員会で部活に遅れて行くため、少し居残りをして自主練をしてから帰る。




宿題なんか出た日には大変。


帰ってからフラフラになりながらプリントとにらめっこ。



1人じゃ寝てしまう!と流瑠の部屋に乗り込んでも、とんでもない睡魔に襲われて、流瑠の部屋のテーブルで突っ伏して寝てしまった日がほとんど。




寝ている間に流瑠が宿題を終わらせていて。

その答えをまる写しさせてもらう、そんな1週間だった。