幼なじみじゃイヤなんだ。

今日はお昼までだったので、帰りにいつもの4人で、マックでお昼を食べることにした。


パーっと食べていっぱい笑って、今日のいろいろは忘れてしまおう!





「桜ちょっと食べすぎじゃない?」


「いいの。今日はいいの」


「お腹壊すぞ」


「うるさいなー。今日は流瑠だけは黙ってて!」


「なんで俺だけ?」


「まぁ。桜はちょっとぐらい肉を付いた方がいいかもね。細いもん……ねぇ。」


「ほっといて!……って!早苗、ちょっとどこ見てんのよ!!」


「…胸」


「本当にもう今日はほっといて!……あーっ!流瑠もマサ君も見た!!」


「相澤。気にすんな」


「余計気にする」


「幼稚園の時、一緒にお風呂入ってた頃と変わら……」


「セクハラっ!!!!!」




ゴン!




「痛ってぇー。まだ最後まで言ってねーよ」


「聞かなくても分かるっ!!」


「流瑠、そういやあの子スタイル良かったじゃん。可愛かったし」


「…お前なぁ」


「えっ、誰、誰の事?」


「流瑠が廊下で密会してた女子。な!相澤」


「へ!?う、うん」


「へぇ~。何喋ってたの?」


「…いや、別に大した話しじゃな……」


「誘われてんだぜこいつ。今日の昼飯」


「なっ!?お前!『みんなに言わないから何話してたのか言え』って言うから話したのに!」


「そうだっけ?」


「へー、口説かれたんだ大石」


「そんなんじゃねーよ」