幼なじみじゃイヤなんだ。

「…そう。わかったよ」




上坂くんは一言そう言い残し自分の席に戻っていった。


仲良くしてもらえるのかが非常に心配だけれど、

とにかくやってみよう!





「ありがとう流瑠。ありがとう早苗」





お礼を言うと2人ともニコっと笑った。





その後、私はトイレに向かった。



特別行きたかった訳ではないけれど。

トイレに行けば気分が変わって、スッキリとする様な気がしたから。




でも、この選択が大失敗!




数分後、私はどっぷり落ち込むことになる。