幼なじみじゃイヤなんだ。

「な、流瑠だけ、どうしてそんなに余裕なの?私なんて、ドキドキし過ぎて腰まで抜けちゃったのに。かっこ悪いし、恥ずかしいから、流瑠の顔が見れなかったんだよ…」





両手で顔を隠してそう言った私の頭を、流瑠は優しく撫でてくれる。


その手はとても心地いい。






「俺だってドキドキしたよ。今だってまだドキドキしてる」


「え?そんな風には見えな……ん?」






指の隙間から流瑠を見て気付く。



流瑠は、私の視線耐えられなくなったのか目線を逸らした。