幼なじみじゃイヤなんだ。

ジッと私を見つめて、さっきの質問への答えを待っている流瑠。





「違うよ!キスは嬉しかったんだよ!すごく」





そんな、悲しい勘違いはされたくない!と思ったら、自分でもびっくりする位大きな声でそう言っていた。



そして今、とんでもなく恥ずかしいことを口にしてしまった自分に気付く。




流瑠は一瞬目を丸くしてから、笑った。





「よかった」






その笑顔に、心臓が鷲掴(わしづか)みにされる。



口角を上げた唇に、さっきのキスを思い出して、すでに熱い頬がもっともっと熱を持った。