幼なじみじゃイヤなんだ。

流瑠の目から、真剣で優しい想いが伝わってくる。





流瑠は、私のことをこんな風に想ってくれていたんだ。





そう思うと、

心の中が温かさでいっぱいになる。






奇跡だと思ってたことが現実になって





今、「ありがとう」も「大好き」も言葉が口から出てこないけれど、





愛しくて

幸せ過ぎて







その目から

目が離せない





私の頬に伝う涙を流瑠の指が拭ってくれる。



それがちょっぴり恥ずかしくて、頬が熱くなる。





「桜」


「ん?」


「大好きだ」







そう優しく囁いた流瑠は

その唇を、私の唇に、



そっと重ねた。