幼なじみじゃイヤなんだ。

バレた!

どうしよう…。




上坂くんと勉強してたことが流瑠にバレた。




どうしてそんなこと隠すの?って不思議に思うよね?

聞かれたらなんて答えよう。




ってか、上坂くんとキスしたと思ったかな?


付き合ってんの?おめでとう。とか言われたら立ち直れない…。

胸がギュッと痛くて、私はリビングに背を向けた。






「家に帰って、制服着替えてくる…」





そう言って、流瑠の横を通り過ぎ様としたその時、





「桜!」





その声と共に流瑠に腕を掴まれた。




再びみんながフリーズするのを感じる。

流瑠の顔を見上げた。





「え?」





表情のない目で私を見る流瑠がいる。





「桜、ちょっと来い」


「え?え?」





そう言って流瑠は私の腕を掴んで引っ張ったまま、2階に上がって行く。


有無も言わせないその行動に、私は一言も言葉が出せなかった。