幼なじみじゃイヤなんだ。

ばたばた響く足音と共に聞こえてきたその声には思いっきり聞き覚えがあった。





「おっちゃん?」





やっぱり!





「お父さん!?」






後ろを振り返ると、お父さんが私の真後ろに立っていた。






「・・・はぁ・・はぁ・・さくら・・・ぁ」






どこから走って来たのか、完全に息が切れている。


お父さんは会社に行っていたみたいでスーツを着ていた。






「あれ?お父さん、今日仕事だったの?そんなに急がなくても、食事会の時間には間に合ってるよ?」






ゼーハーゼーハー肩で息をしてるお父さんの形相はただならぬもので、私と流瑠は今までの気まずさも忘れて、思わず顔を見合わせて首を傾げてた。