幼なじみじゃイヤなんだ。

「学校の近くでブラブラしてたの?おかしいな?」


「えっ!?な、な、なにがおかしいの!?」


「俺も帰りに本屋とかいろいろ寄ったんだけど、会わなかったなと思って」






予想外に投げかけられた疑問に再び動揺が始まる。





「え、あっと、ち、違うの!今日は学校の駅前じゃなくって……そ、そう!電車に乗って、流瑠のサッカーのシューズが売っているあのお店の隣の本屋に行きたくなっちゃって…遠出してたの。そう!遠出!!」





1つ吐いた嘘のツジツマを合わせるために、





「前に行ったプリンパフェのお店のところ?」


「うん!今日もいっぱい人並んでたよ!」





まるでドミノを倒すかの如く嘘を重ねていく。





「へぇ……?」


「へ?な、なに?」


「たしかあのプリンパフェのカフェは移転したって聞いたけど?今はお好み焼きの店になってるって聞いたんだけど…?」


「え、なっ!?そ、そう!うん、お好み焼きの店だった。おいしそうな匂いしてたもん!人もいっぱい並んでたから、プリンパフェだったかな?とか勘違いしちゃってた。あははは…」