私を本気で心配してくれているのが伝わってくる。
前に、私が泣いていた時も傍にいてくれた。
冗談言って笑わせたりしてくれた。
いつも、冗談のように気持ちを言って来るけれど、きっと本当に私のこと好きでいてくれているんだ。
わかってる。
伝わってくる。
でも
「ごめんね、上坂くん。それでも私は……最低だよね。ごめんね。ごめんね」
それでも私はその“優しい笑顔”を見るたび、流瑠の顔が浮かぶの。
「なにをそんなに謝っているのかわからないよ?」
「ごめんね。上坂くんとは付き合えない。私、好きな人がいる。この間、気付いたの」
「……」
「そんな気持ちあるのに、上坂くんへの返事をほったらかしにしておけない」
上坂くんに思っていることを伝えた。
「その人と付き合うの?」

