幼なじみじゃイヤなんだ。

そんなことを考えながら、階段を1階まで下り自動販売機のあるコーナーに足を進めていると、声が聞こえてきた。





「え?」





曲がり角の向こうから聞こえてきた声は、姿は見えなくても、間違うはずもない…


流瑠の声。






なんでここにいるの?




今日は南高に行っているはずなのに?

試合終わって帰ってきたのかな?





そう思いながら、角を曲がって流瑠に声を掛けようとして、歩を進めた瞬間、



私の耳に聞こえてきたのは雪見さんの声だった。