幼なじみじゃイヤなんだ。

上坂くんはどんどんテストに出るだろう問題の解き方のコツを教えてくれる。



藍ちゃんは怖いし、流瑠は英語だけは私と同レベルだから教えてもらえないし。





わかるようになって、面白くなった私はだんだん盛り上がってきた。







「上坂くん教えるの上手いねぇ!すごくよく分かる。じゃぁここの that は、どういう意味で使われているの?」






そう言ってから上坂くんを見上げると、肘をつき私を見ながら微笑んでいた。






優しい笑顔。

何かを大事に包み込む様な優しい笑顔。


上坂くんもこんな風に笑うんだ。





私はもう一人こんな笑顔をする人を知っている。


そう、流瑠。




流瑠も私を見ながら、こんな笑顔をよくする。


その笑顔はとても私を安心させてくれる。


流瑠のその笑顔が私は大好き。