幼なじみじゃイヤなんだ。

その言葉を言ったら今度は私が上坂くんを傷つけてしまうのかな?


2回も好きな人に背を向けられて上坂くんは大丈夫なのかな?





でも、私は上坂くんの気持ちには応えてあげられない。



何も言えないまま黙り込んでいると、上坂くんが口を開いた。






「昔の話しはもうやめよ。現実に戻って、勉強しなきゃ。相澤さんの赤点と僕のデートがかかってるからね」






そう言いながら、机の上に英語の教科書とノートが置く。





そうだった

デート…



やっぱり、無理だよ。




流瑠以外の人とデートなんて出来ない。

したいって思わない。




だから、やっぱり、ちゃんと言わなきゃ!






上坂くんは大切な友達。


だからこそ、きちんと言ってわかってもらわなきゃ。





「あ、あの、上坂くん…」